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基板実装や回路設計にかんするwiki記事の自分用の覚え書きです

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(4)測定器

振動測定に用いる測定器は、「JISB7761-1:2004」、「JISB7761-3:2007」(ISO8041: 2005、ISO5349-1:2001)の要求事項を満たす必要があります。
なお、1 / 3 オクターブ分析が行える測定器で3 軸同時に、又は順次測定し、 JISB7761-3:2007に規定する周波数補正を行って、周波数補正振動加速度実効値を得る ことも可能です。

「JISB7761-2」による振動測定

「JISB7761-2」による測定方法の場合、「JISB7761-2:2004」(手腕振動系-第2部: 作業場における実務的測定方法)に従い振動測定を行います。
なお、当該値を取扱説明書、ホームページ等で公開する場合は、「JISB7761-2:2004」 の「9.報告すべき情報」に規定する項目を明記します。)

(2)「ISO22867」による振動測定

エンジンチェーンソー及びブッシュクリーナーについては、ISO22867:2004により振 動測定を行います。
○「チェーンソーの規格」による振動測定について

排気量40㎤以上のエンジンチェーンソーについては、チェーンソーの規格(昭和52 年労働省告示第85号)により振動測定の方法が示されていますが、排気量40㎤未満の チェーンソーを含めて当該方法による振動加速度の最大値を求めるために行った周波 数分析の測定データ等から換算し「周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値」の相 当値を求めることも可能です。(当該値を取扱説明書、ホームページ等で公開する場 合は、チェーンソーの規格による測定データの換算値であることなどを明記します。) チェーンソーの規格による振動加速度の最大値を求めるために行った周波数分析の測 定データ等からの換算については、「「チェーンソーの規格」による振動加速度から振 動合成値への換算について」を参照してください。

(1)「JISB7762」による振動測定

「JISB7762」には、単軸(直交3軸のうちZ軸又は優先軸(3軸のうち最大の振動値を 示す軸)をいいます。)での測定を規定している箇所がありますが、3軸同時測定を行い、 振動合成値を求めます。

(1)3軸同時測定が困難な場合、同一測定条件で3軸を順次測定して得た値から振動合 成値を求めることも可能です。

(2)ISO8662等に基づいて単軸測定した測定データが既にある振動工具については、当 該単軸値に1.7を乗ずる換算により周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値の相当 値を求めることも可能です。(当該値を取扱説明書、ホームページ等で公開する場合は、 単軸値に1.7を乗じた値であることを明記してください。)