基発0710第5号 振動障害総合対策の推進について(抜粋) 振動計 2013年04月08日 基発0710第5号平成21年7月10日都道府県労働局長 殿厚生労働省労働基準局長振動障害総合対策の推進について 振動障害総合対策の推進については、振動障害予防対策、補償対策、社会復帰対策等振動障害に関する 対策を総合的に推進し、その結果、振動障害の新規認定者が減少するなど、一定の成果が見られている。 しかしながら、振動の周波数、振動の強さ、振動ばく露時間により、手腕への影響を評価し、振動障害 予防対策を講ずることが有効であること等を踏まえて、今般、国際標準化機構(ISO)等が取り入れてい る「周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値」及び「振動ばく露時間」で規定される1日8時間の等価振 動加速度実効値(日振動ばく露量A(8))の考え方等に基づく対策の普及促進等が必要であること等から、 別紙1のとおり、振動障害総合対策要綱を定め、引き続き、総合的な振動障害対策の推進を図ることとし たところである。 貴局においても、本要綱に基づき、その効果的な推進に遺憾なきを期されたい。 なお、本職より関係行政機関及び関係団体に対して、別添1、別添2及び別添3により協力等を要請した ので了知されたい。 おって、本通達をもって、平成5年3月31日付け基発第203号「振動障害総合対策の推進について」を廃 止する。 PR